あなたは「合成界面活性剤という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
合成界面活性剤には油と水を強力に混ぜ合わせ、製品の安定性を持続させるほか、洗浄力を高めたり、泡立ちをよくしたり、保湿感を高めたり、成分の浸透力を高めたりといった様々なメリットがあります。
ですが同時に「お肌にすごく悪い!」というリスクがあるのです。
まずは多くの女性が肌トラブルで悩んでいる原因であるこの「合成界面活性剤」についてお話していきましょう。
健康な肌は母細胞が常に新しい細胞を内から外へと生み出し、20代では約28日間でアカとなって剥がれ落ちていきます。(これをターンオーバーと言います)30代では約40日。40代では約50日になります。
そんな肌の表面には本来バリア機能である皮脂で覆われています。
あなたは皮脂を悪いものと思っていませんか?そしてその皮脂を強力なクレンジング
や洗顔料でゴシゴシ取り去っていませんか?
なんと一般的なクレンジング剤には洗浄力の強力な合成界面活性剤が3割以上も配合されているのです!
これはファンデーションが基本的に油でできていて、クレンジングを塗ることによって油が油を強力に溶かす必要があるからです。
(とくに最近のメイクは「くずれにくい」ことを追求していますね)
そしてこのように強力な洗浄力を持つ合成界面活性剤により人間にとって大切な皮脂だけでなく、細胞間脂質(セラミド)や保湿因子など肌本来の保湿成分まで洗い流されてお肌のバリア機能が壊されてしまうんです。
食器用洗剤や洗濯用洗剤にもこの合成界面活性剤は多く配合されていますが、主婦の方の手あれの多くはここに原因があるのです。しかしこの状態になってからではいくらクリームを塗っても簡単には回復しませんよね。
そうしてバリア機能が破壊された肌は自らの再生能力をどんどん失い、乾燥がひどくなり雑菌が進入しやすくなっていくのです.。
特に若い頃よりも皮脂の分泌量が減少してくる年代(これがお肌の曲がり角)にはそれがいっそう顕著となるのです。
またメイク落としのたびに必要以上に皮脂を洗い流しつづけていると、肌の防衛反応としてかえって皮脂の分泌がうながされ、テカリやニキビの原因にもなります。それが頬や口元はカサカサなのにTゾーンはベタベタなんていう混合肌の原因にもなっています。
実はほんとに多くの女性が勘違いしていることのひとつがここにあります!
他の動物と比べて体毛の少ない私たち人間は、全身の皮脂をコントロールしながら皮膚の環境整備をしているわけです。
本来は肌の角質層に含まれている皮脂はけっして気持ち悪いものではないのです!人間本来の肌のバリア機能なのです!
べトベトして気持ち悪く感じるのは、汗と混ざった角質層からはみ出た余分な皮脂だけなのです。
それなのに、現在の化粧品はどうでしょう・・・?
毛穴の奥の奥まで徹底的に皮脂を拭い去ったときの気持ちよさだけを求めています。
そして、常に気持ちよくしておくには、角質層に含まれている皮脂もとり去ってしまおうと、化粧品から脂分を減らし、角質層にお水を大量に閉じ込める保水性化粧品ばかりがとても目立ちます・・・
肌につけて気持ちのよいモノだけを取り入れることによって、どれだけ肌の環境を破壊してしまっていることでしょう。
それらを広く普及させてしまった要因が合成界面活性剤や合成ポリマーにあります。
石油から抽出される合成界面活性剤は浸透力が強く皮膚からでもたやすく侵入し、血管内に入り体内に蓄積し、様々なトラブルを引き起こします。
科学技術庁によるウサギの塗布実験では皮膚からでも合成界面活性剤の0.53%が血液中に侵入するという結果がでています。
しかもそれらは非分解性が強く、薄毛・白髪・アトピー・かゆみ・湿疹の原因となる場合があるのです。さらにひどい場合には内臓やその他にも悪影響を及ぼしている場合も考えられるのです。
これらのことは大メーカーの優秀な研究者たちには15年前からすべてわかって
いたことなのです。
(2007年 4月号「月間メディカルエステティック」でも取り上げられています)
ところが市販されている化粧品の多くにはいまだにほぼすべてに合成界面活性剤が配合されています。
なぜかというと・・・大量生産によるコストダウンに最適だからです!
そのようにして毎日お肌が傷つけられ、慢性的なトラブルに悩む状態になり「年齢の影響だから・・・」「私は敏感肌だから・・・・・」と自分の体質に原因があると思い込んでしまっています。その原因がまさか自分で選んだ化粧品にあるとは思いもしないまま・・・
スキンケア本来の目的は
「余分なものや付着させたものをキチンと落とし、お肌本来の美容成分を自らが生成するように促す。どうしてもたりないものは、補う」ということにあります
まずはスキンケアの主役は化粧品ではなくあなた自身にあるということをはっきりと理解してください。化粧品に頼れば化粧品に裏切られるのです。
ところが現代女性の多くは「高価でイメージの良い商品こそが、正しい。」と考えまったく本末転倒なことに「必要なものを洗い落とし、過剰な成分を与えつづけることによって、肌の自己再生機能を失い、常に栄養成分を与えつづけなければいけない」という悪循環に陥っているのです。
そんな大変なことになる前に正しいスキンケアと適切な商品を選んで欲しいですね
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